素数大富豪とは
素数大富豪は、2014年5月23日に当時大阪大学の大学院生だったせきゅーん氏により考案されたトランプゲームです。
当初は数学愛好家を中心に広まりましたが、実は数学を苦手と感じる人でも気軽に遊べるゲームであり、現在では老若男女・数学の得意/不得意に関わらず、日本各地で親しまれています。
基本ルール
トランプを11枚ずつ配り、手札とする。プレイヤーは順番に手札を場に出していき、先に手札を出しきったプレイヤーの勝ちとなる。
場に出す際は、1つの素数を作って出さなければならない。2枚以上を組み合わせて出す場合は、カードの数字を並べて読む(例:2のカードと9のカードを組み合わせて「29」として出す)。また、次のプレイヤーは、前のプレイヤーと同じ枚数のカードを使って、前のプレイヤーが出した素数よりも大きい素数を出さなければならない(例:Qのカードと7のカードを組み合わせて「127」として出す)。
素数として出した数が素数でなかった場合は、ペナルティとして手札が追加される。特殊ルールとして、グロタンディーク素数切り(57)・ラマヌジャン革命(1729)・合成数出しなどのルールもある。